読書メモ: 『10年後の仕事のカタチ10のヒント シリコンバレーと、アジア新興国から考える、僕達の仕事のゆくえ』

『10年後の仕事のカタチ10のヒント シリコンバレーと、アジア新興国から考える、僕達の仕事のゆくえ』(電子版専用書籍) 読書メモ。

  • 人件費の安い新興国に仕事が移るという状況の中で、どういう働き方をすべきかが全体のテーマ。
  • 個別の技能だけでなく、仕事の「仕組みづくり」が重要 (一方で、得意なことに集中すべしとのアドバイスもあり)。
  • 日本のような先進国ではあたり前のことも、新興国では存在しないことがしばしばあり、そのようなビジネスを立ち上げるのは必ずしも困難ではない (例: 賃貸仲介業者)。
  • 国によっては生活費が日本よりも大幅に安く、「生活するための稼ぎ」のハードルは必ずしも高くない。

世界一/世界初を目指すとかの壮大な目標というよりも、世界の中で自分の生きるポジションをどう確保するかという視点が重要と感じました。

あと、今後日本人の海外移住が進み、海外の日本人コミュニティが拡大するに従って海外移住のハードルが下がるというような要因もあるかなと虫のいいことを考えてみたり。